映画『バグジー』に描かれたラスベガスのこととは?

カジノによって隆盛したアメリカの地方都市ラスベガスは、古き良きアメリカの闇社会の資金力を背景に築かれたという歴史がある。
ネバダ州の砂漠のなかにカジノというオアシスを築き上げたのは、いわゆるマフィアと呼ばれる闇社会の住人たちであった。
その経緯を克明に描いたのが映画『バグジー』である。
バグジーとは害虫という意味であり、闇社会で不当な利益を稼ぐアウトローな人々を示している。
第二次世界大戦が終結した頃、若きマフィアの幹部ベン・シーゲルは組織の勢力拡大のためにアメリカ西海岸で芸能界をはじめ様々な業界に寄生して不当な利益を蝕む。
ネバダ州の小さな田舎町に賭博場のあるホテルを手に入れ、大物マフィアたちから出資を募り、賭博ビジネスの事業拡大に乗り出すというストーリーである。
若きマフィアの悲しきサクセスストーリーであるが、闇社会の非情な掟が随所に描きだされている。
やはり、賭博の元締めは闇社会の住人たちであることを改めて認識させられる映画であった。